今は「企業が選ぶ時代」から「企業が選ばれる時代」です。

現在の採用市場が「人手不足」で「売り手市場」なのは様々なデータからも読み取れますし採用担当者の方は実感として感じていることと思います。

採用をとりまく外部環境は刻々と変化しています。

例えば上図は広島県の有効求人倍率のグラフですが2018年11月の有効求人倍率は2.11倍という数字になっています。これは要するに広島県の企業が出している求人数に対して求職者が1/2程度しかいない=求人を出している企業の半数しか採用ができないということです。

今は「企業が選ぶ時代」から「企業が選ばれる時代」です。

また上図は広島県の人口および生産年齢人口のグラフですが、人口は2000年の288万人をピークに、生産年齢人口は1993年の196万人をピークに、それぞれ減少しています。
生産年齢人口とは15歳以上65歳未満の年齢層のことで、この年齢層の人口が減るということは働く人(働ける人)が減るということになります。

これらのデータから考えると今後の採用環境はますます厳しくなっていくことが予想されます。
要するに「企業が選ぶ時代」から「企業が選ばれる時代」に変化したということです。そしてこのことを認識して採用活動を行う必要があるということです。

「企業が選ばれる時代」における「求める人材」の定義の仕方

これまでの採用では「求める人材を明確にしよう」ということで、会社にとっての理想の人材を「求める人材」として定義して採用活動を行ってきたと思いますが、「企業が選ばれる時代」「採用難の時代」において「理想の人材」を採用することはとても困難です。
例え会社にとって理想の人材だとしても、その人材を採用ができないのであれば意味がありません。

これからの採用では「自社で採用できる人材」の中から「求める人材」を定義し直すことが必要です。
会社にとっての理想の人材に対して「本当にこの条件に合う人が必要なのだろうか?」「****でも問題ないのではないだろうか?」「****でも教育すれば支障ないのではないだろうか?」と見直して考え直すことが必要です。

当然のことですが、経験者より未経験者、資格保有者より無資格可、大卒以上より高卒以上、20代から30代より20代から50代、と求める人材の幅を広げる方が確実に応募を集めやすくなります。
「企業が選ばれる時代」の現在においては、会社の求める人材をしっかりと定義し直して人材の幅を広げることが採用の成功につながります。

この記事を書いた人

藤森
藤森ヒューマンリソースコンサルタント 採用サイト制作事業部 責任者
システム会社に営業として十年程度勤めた後、独立してWeb関連など複数の会社を設立。独学でHTML・CSSを学び自社Webサイトを制作し、実践にてSEOとWebマーケティングの独自ノウハウを得る。自社採用においては独自の方法で採用マーケティング活動を行い、100名以上の面接を経験。
十数年の会社経営後、2018年から現職。