テレワーク(リモートワーク)の従業員はどのように評価すべきか?
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テレワーク(リモートワーク)の従業員はどのように評価すべきか?
近年、コロナ禍や働き方の多様化に伴い、テレワークを導入する企業が増えてきています。テレワークを導入したものの、人事評価が難しくなってしまいお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、「 テレワーク(リモートワーク)の従業員はどのように評価すべきか? 」について解説いたします。
テレワーク中の人事評価の課題
手続きの滞り
テレワークでは、書類のやり取りや押印や手書きで書かなければならない部分があった場合、時間がかかってしまったり、手続きが滞ってしまう可能性があります。また、記入方法について質問があった場合、その場で聞けば済むようなこともテレワーク下の場合は、メールや電話等を介さなければ質問することはできません。
プロセスの評価が難しい
テレワーク中であっても、成果は評価することはできますが、成果に向けた取り組みやプロセスを評価することが難しいです。テレワーク中は、上司が部下の働きぶりを見ることができず、コミュニケーションも取りずらくなるためです。
評価方法や評価基準があいまい
テレワークは導入が人事評価の方法は従来のままだと起こりやすいのが、評価方法のバラつきです。テレワークでは、勤務態度が確認しにくいので、普段のメールやビデオ会議等の発言を評価に入れる評価者と成果物や実績のみを評価する評価者で、評価にムラができました。評価にバラつきが出ると、社員にも不満が出てきます。
テレワーク中の人事評価の対策
コミュニケーションの工夫
積極的にコミュニケーションが行うことができるように、朝礼を行ったり、業務の報告を義務化するなどルールを作るといいでしょう。電話やメール、必要な場合は対面で話し合うなど工夫が必要です。
コミュニケーションツールの導入
テレワークを行う上で、コミュニケーションは重要です。コミュニケーションを取りやすくするために、ツールを使うといいでしょう。情報共有をすることで、業務の効率化もはかれます。
テレワーク導入企業が目指すべき人事評価制度とは
人事評価は、社員の行動指針となるため、テレワークでも評価は重要です。評価者は、被評価者の勤務態度やプロセスについてあいまいになってしまい、目に見えやすい成果のみを評価するようになります。評価者によって評価方法にずれが出ることがないように、評価項目を明確化し、統一する必要があります。
まとめ
このページでは、 「 テレワーク(リモートワーク)の従業員はどのように評価すべきか? 」 について解説しました。
- テレワーク中の人事評価の課題
- テレワーク中の人事評価の対策
- テレワーク導入企業が目指すべき人事評価制度とは
アフターコロナとなっても、社員がそれぞれの家庭の事情などに合わせて、働けるテレワークの需要が高まってくると予想されます。コロナ禍だからとりあえず、ではなく、今後もテレワークを続けられるようにこの機会に人事評価制度を見直すといいかもしれません。人事評価制度を見直す際は、一度専門家に相談することをおすすめします。
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