新入社員フォローアップ研修 ~三つ子の魂百まで~

コンサル業務日報

本日は、午前中は10年以上、新入社員研修を担当しているクライアントでの入社後6か月フォローアップ研修を開催し、午後は尾道市へ移動して教育制度の設計に関する打合せをしました。

自分が担当する新入社員研修では、最初に必ず「三つ子の魂百まで」の話しをします。

幼いころの性格は、年をとっても変わらない
つまり、社会人として初めて会社勤めをする新人時代の過ごし方でその後の社会人生活は大きく変わっていきます。
実際、新人時代に優秀な方は中堅社員になっても優秀な方が多いですし、そうでない方はそのまま変わらないと感じます。

新人時代は「仕事に対する正しい習慣」を身につけることがとても大切です。
自分が研修で伝えている正しい習慣とは
・挨拶、返事をする
・メモをとる
・指示されたことはその目的を考える
・同じことをするときは手順や内容を考え、より効率的な方法を考える
・できない(やらない理由)ではなく、どうすればできるのかを考える
・仕事は時間ではなく、質を重視する
・他人や周囲のせいにするのではなく、自分自身がどうすべきかを考える
・日々の仕事には目標を設定し、振り返りをする
・日々の振り返りから、翌日以降の作業段取りに反映する

といった内容です。
非常に感覚的なものが多く感じますが、だからこそ重要で大切です。
専門的な知識や技術は後から経験と一緒についてきます。
しかしながら、正しい習慣は後から修正するのはとても難しく、早い段階できちんと習慣化させる必要があります。

本日のフォローアップ研修の参加者もひと目で大きな差がついていることが分かりました。
きっと、この差は今後もひろがり続けると思います。
せっかく社会人として無限の可能性を秘めて入社してくる将来の原石たち。
正しい仕事の習慣をしっかりと身につけることができるように指導していきたいし、社内でもそうした指導を進めていってもらいたいですね。


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投稿者プロフィール

猪基史
猪基史
アパレル会社勤務後、2000年、中小企業診断士資格取得と同時にコンサルタント会社に転職。営業(販促)支援、個別対応型管理者育成、業績管理制度構築・運用といった現場実戦型コンサルティングを中心に中小企業の支援を行う。その活動の中、経営者の方針=想いを実現させるためには従業員がやりがいを持って働ける環境を整備することが不可欠であると痛感し、会社と社員が共存共栄の関係を築ける「人事制度改革」に特化した中小企業支援を自らの専門領域として確立する。